Apple Watch series 8を買った

健康管理を目的にApple Watchを購入しました。「時計」のついでに健康管理ができると思えば十分な機能を有しており、まずは満足です。

ハードウェアスペック

Apple Watch Series 8 – 技術仕様 (日本) よりいくつか引用します。

  • Apple Watch series 8 (GPS) アルミニウム(シルバー)、41mm
  • watchOS 9.4
  • モデル番号: MP6K3J/A

Cellular無しのモデル(GPSのみのモデル)はApple Watchを利用するために母艦となるiPhoneが必須となります。

電池

利用継続時間

公式には18時間と書かれていますが、長い注釈がついており「1日のバッテリー駆動時間は、18時間の間に90回の時刻チェック、90回の通知、45分間のアプリ使用、Apple WatchからBluetooth経由で音楽を再生しながらの60分間のワークアウトを行った場合にもとづきます。Apple Watch Series 8(GPSモデル)の使用条件には、18時間のテスト全体にわたる、Bluetooth経由でのiPhoneへの接続が含まれています。(中略)テストはiPhoneとペアリングしたApple Watch Series 8(GPSモデル)とApple Watch Series 8(GPS + Cellularモデル)の試作ハードウェアを使用し、2022年8月にAppleが実施しました。(後略)」とのこと。

入浴の1時間に充電することで、まる1日使えています。

  • 睡眠トラッキング
  • 30分程度のワークアウト(屋外ウォーキング)

充電

本体に付属のMagSafe充電ケーブルと、別途20W変圧アダプタを利用しています。

30分程度で50%(30%→80%)の充電ができます。これはApple Watch series 8が高速充電に対応しているためで、Apple Watch SEではもう少し時間がかかるものと見られます。

基本設定

画面表示

Series 5以降は「常にオン」を利用できます。この機能を有効にしてもスリープ状態になることで、黒を基調としたダーク画面になることや、画面更新が1分に1回におさまるなど、電池消費を抑えるモードに移ります。なおSEでは「常にオン」は提供されていません。

またiPhoneと同様に、手首を上げてスリープ解除を利用することで、画面を見る動き(傾き)によりスリープが解除されます。なおスリープ解除による画面確認はワンテンポ遅く感じます。普段から腕時計をつけている方なら、常にオンの画面表示で概ね時間を確認できる点は便利であると感じます。

シアターモード

シアターモードはwatchOS独自のモードで、通知音や画面表示が無効化されます。Apple Watchは画面を点灯させることで時刻表示を行っています。そのため、劇場のような真っ暗な場所では画面が眩しく目立ちます。これを防ぐのがシアターモードです。

コントロールセンターから有効にすることができます。有効にすると、画面オフと消音モードが有効になります。

各種アプリ

時計機能

複数のフェイス(文字盤)から、気に入った情報表示(コンプリケーション)を組み合わせることができます。また、文字盤を表示している状態で左右にスワイプすることで簡単に文字盤を切り替えることができます。

平日はシンプルな時計表示にしつつ、休日はコンプリケーションを複数使った情報表示にするなど、さまざまな利用ケースに対応できます。

睡眠管理

https://support.apple.com/ja-jp/guide/watch/apd830528336/9.0/watchos/9.0

睡眠ステージを識別する睡眠トラッキングを利用できます。

今までSleep Cycleを使い、マイクで拾った音声から睡眠レベルを見ていました。Apple Watchでは心拍数や呼吸数を元に睡眠レベルを推定しているものと見られます。Sleep Cycleは近くで寝る人の音を拾うことでレベル推定を誤ることはありますが、Sleep CycleとApple Watchの睡眠レベルは概ね一致します。Apple Watchではヘルスケアの「睡眠」に睡眠レベルが記録され、統計データとして見やすいと感じます。

スタンドリマインド

ほぼこの機能を目当てに買ったと言っても過言ではないでしょう。Apple Watchが座っている状態を認識し連続して立っていないと判断すると、毎時50分にスタンドリマインドで通知されます。その後、1分の立ち状態を検出すればOKとなります。

私は現時点でテレワークを中心に勤務しています。リモートワークでは会議も自宅の一室で済んでしまうことから、運動がとてもすくなく、座りっぱなしも多いです。それゆえ、夕方には腰が固まったように痛くなることも多かったです。定期的に座った状態を解消することで、腰痛は軽減されたと感じます(個人の感想)。

ただ、通知の基準はあくまで「毎時0分〜50分の間に1分以上の立ち状態の有無」となります。購入前は「最後に立ってから50分」を期待していたため、ちょっと期待外れではありました。

まとめ

腕時計に健康トラッカー機能が付いたと思って使えば十分です。

iPhoneの通知をApple Watchに飛ばせること、またiMessageのようにApple Watchからテキスト返信ができます。ただ、情報の簡単な閲覧はともかく、文字の入力はキーボードの大きさに依存して使いにくいです。わたしは通知の確認程度にとどめていて、メッセージの返信はiPhoneから行っています。


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